横浜市神奈川区生活支援課における生活保護申請に対する不適切な対応については、既に2021年3月23日付で、一般社団法人神奈川県精神保健福祉士協会(以下精神保健福祉士協会)より声明が出されているところですが、この度、当協会と精神保健福祉士協会とで、横浜市に対する「要望書」を作成し(理事会にて協議・承認)、横浜市における「人の尊厳の再教育と再発防止」について、あらためて要望しました。
要望書は2021年5月10日(月)に、当協会 佐野副会長と精神保健福祉士協会 池田会長が横浜市役所を訪ね、健康福祉局生活福祉部生活支援課長 岩井一芳氏と課長補佐・生活福祉部生活支援課生活支援係長 阿部卓氏に手渡しました。
この件は横浜市としても重く受け止め横浜市長より、2021年3月29日開催された横浜市社会福祉審議会へ、専門的な知見を持った第三者による詳細調査実施、原因究明及び再発防止の取り組みについて諮問され、横浜市社会福祉審議会に新たな専門部会を設置し議論していくことが決まった、と説明を受けました。
*その後、生活保護申請対応検証専門分科会が立ち上がり、2021年5月20日第1回専門分科会が開催されています。下記、横浜市のホームページで、資料や議事録が確認できます。参考にしてください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kenko/sonota/kenko/somu/syafukushin.html